今働いている職場について思うこと。単価が高く、納期があり、内容は単純で分かりやすく、客は娯楽ではなく仕事として来るのでミスは許されない。今までは飲食関係のアルバイトしか経験がなかった。飲食店へ来る客は仕事・生存活動というよりも娯楽として来ていると思う。
商品が客に受け渡しされるまで、自分が「自分の仕事に間違いがなかったか」という不安を持つことになる。不安は表面的に不快だが、行動的になるために必要なストレスとも考えている。そして失敗してはいけない、失敗したくない、迷惑をかけてはいけない、怒られたくない、ミスが怖いというこの不安があるからこそ緊張することができて、入念にチェックする癖がつく。それは仕事の失敗を防ぐことに繋がらない事はないと思う。不安は不快なもので、心地よく充実した気分で働きたいとぼんやり思うものではあるが、不安な気持ちで居続けることもこの職場での労働の一部と考えるようになった。不安な気持ちでいるという苦しみを正当化して負け惜しみを言っているのか?、心の安定した生活を志すために自分を納得させようとしているのか?、自分で本心が分かることは多くないと思う。
自分がどういう気持ちを隠し・ごまかし・正当化しているのかということにはせめて気づいていたいと思う。正当化するということからはこれから先もずっと付き合っていくことにはなると思うから。